スローカーブ誕生秘話−今中慎二の集い

スローカーブ誕生秘話


 今中の最大の持ち味は、80〜90キロ台のスローカーブ。しかしプロに入って3年ぐらいまでは投げていなかった。 きっかけは偶然から生まれた。

 1992年4月19日の対巨人戦で左手首に打球が当たるアクシデントに見舞われ、翌日には骨折が判明、9針を縫う手術を行った。 そのリハビリの際に手首を軟らかくする運動に取り組み、キャッチボールでは直球を投げると手首が痛くなるのでは、という不安からカーブばかりを放っていた。

 復帰してすぐの阪神戦で、キャッチャーの中村武志のストレートのサインに首を振り、カーブを投げると打者はあっさり見逃し三振に倒れた。今まで落差の大きいカーブを投げていなかったため、驚いたという。
 今中自身も、放った瞬間には完全にすっぽ抜けたと感じたものの、それが急激に曲がりちょうど良い場所に決まった、とのことを話している。


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今中慎二の集い

スローカーブ誕生秘話−今中慎二の集い