世紀の10.8決戦−今中慎二の集い

世紀の10.8決戦


 1994年10月8日、今中慎二は、巨人とのシーズン最終試合に先発。 この試合は、69勝60敗で同率首位となった巨人との優勝決定戦だった。

 緊迫した雰囲気の中、今中は1回表の巨人の攻撃を3人で抑えた。 しかし2回表、巨人の4番打者落合博満にスローカーブを使わずに直球勝負に出た今中は、右中間スタンド中段に運ばれる完璧な先制本塁打を浴びる。
 リズムを崩した今中は、この回さらに1点を失う。 中日は2回裏に同点に追いついたが、3回表にまたしても落合に勝ち越しのタイムリーを打たれる。 4回にも2本塁打を浴び、今中は降板。

 試合は6−3で巨人が勝って優勝し、今中は4回8安打5失点で敗戦投手となった。 落合との対戦で得意のスローカーブが投げられなかったせいで流れが大きく変わったことは今や伝説となっている。

 定価1500円の外野席チケットがダフ屋によって30000円、ネット裏グリーンシートにいたっては100000円で取り引きされたように、非常に入手困難なものとなった。


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今中慎二の集い

世紀の10.8決戦−今中慎二の集い